2016年5月19日木曜日

障がい者歯科認定協力医研修会

西尾市幡豆町の磯貝歯科です。

障がいのある方に対する歯科診療の取り組み方、向き合い方を勉強してきました。

最近では「障害者」という表記を「障がい者」と改める動きが広がっているとの事でした。

これは「害」には否定的な意味、印象が強いからだということです。

社会におけるノーマライゼーションの理念の定着が進み、障がい者の歯科医療も「特別なもの」

「特別な施設で」から地域移行へと徐々に進んでおり、かかりつけ歯科医、衛生士が求められるようになってきました。

その一端にすこしでもなれればと思い、研修会に参加させてもらっております。

障がいといっても身体障がい、知的障がい、精神障がい、自閉症など様々です。

これらを理解することも大切ですが、それを取り巻く環境である、ご家族の心理状態、家庭環境、

経済状態への配慮も大切です。

まだ始まったところですがしっかり学んでより多くの方の力になれれば幸いと思います。

悩み事、困り事ありましたらお気軽に磯貝歯科医院にご相談ください。

 
 

2016年5月16日月曜日

インプラント講習会

西尾市幡豆町の磯貝歯科です

月一回受講しているインプラントの講習会に㈯㈰で行ってきました。

インプラント治療を希望される患者様が、必ずしもインプラント治療の適応症であるわけではありま

せん。

インプラント治療をするには顎の骨が十分に残っている必要があります。

もし骨が十分に残っていない場合どのようにして問題を解決するのか。

㈯は講義と実習中心で、㈰は実際の患者様でライブオペでした。

今回は上顎に十分骨が無い患者様のインプラント治療です。

CT画像をもとに入念な治療計画をたてます。

上顎に骨をつくる手術(サイナスリフト)とインプラントを埋入するという二つの手術を同時に行うこ

とで治療計画を決定しました。

たまたま受講生の中からアシスタントとして選ばれたので一番近い距離でみることができました。

手術は十分に準備してしっかり治療計画をたてて、手術中におこるかもしれないアクシデントを想

定しても上手くいかないことがあります。

今回は幸か不幸かそんなケースでした。

その為手術を途中で中断し適切に処理して、数か月後に再手術ということになりました。

最後まで手術をみれなかったのは残念ですが、手術の中断をする判断、タイミング、またその場合

しておく適切な処置などがみれたのは非常に勉強になりました。

こんな一つ一つの体験を通じてよりよい医療を提供し一人でも多くの患者様に提供できればと思

います。

日々勉強していきますので今後とも磯貝歯科医院をよろしくお願いいたします。

お気軽にご相談下さい。

 
 

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2016年5月13日金曜日

虫歯になりにくい食生活

西尾市幡豆町の磯貝歯科です。

虫歯になりにくくするために大切な事は」「バランスのとれた規則正しい食生活」、「間食の質、量、

時間」です。

糖分の含まれる食品は虫歯菌のえさになります。

これは甘い砂糖だけでなく穀類である米、パン、麺類、芋類にも含まれます。

食べ物の性状が歯にくっついてしまいやすいもので、糖の含まれるものには十分注意が必要で

す。

食事を取ると歯垢中の虫歯菌が糖を分解して酸を出し、酸性になります。

一定時間経つと唾液の緩衝によって中性に戻ります。

規則正しい食生活であれば中性である時間が長くなるため虫歯になるリスクは減らせます。

しかし不規則で間食が多いと酸性の状態が長く続き、歯を溶かして虫歯をつくっていってしまいま

す。

生活リズムの乱れや食生活のちょっとした変化で虫歯を作りやすい環境ができあがり、今まで

虫歯になりにくいと思っていたとしても、急に虫歯ができはじめてしまうこともあります。

虫歯に対する正しい知識を持つことで食生活を見直して、虫歯になりにくい口腔環境をつくるよう

心掛けれたらいいですね。

虫歯ができやすいと思っている方、心配な方いつでもご気軽に相談下さい。


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2016年5月7日土曜日

歯の欠損から負の連鎖を起こさせないために

西尾市幡豆町の磯貝歯科医院です。

虫歯を放置していたら我慢できないほどの痛みが出てきてしまったり、歯が無くなったのをそのま

まにしておいたら、その周りの歯が症状を出してきたりといった経験はありませんか?

口の中の病気でほおっておいて良くなるというものはほとんどありません。

ただ症状が無くなっているだけなのです。

歯の病気は細菌感染からはじまります。

生活習慣や遺伝、体質などの影響もうけますが、多くは虫歯や歯周病で40歳代までに第一大臼

歯(6歳臼歯)、第二大臼歯を最初に失うことが多いのです。

第一大臼歯は歯が大きく特に大事な歯です。また第二大臼歯は顎の関節に近い位置にありとても

大きな力を負担する歯で重要な歯です。

これらの歯を失うと周りの歯の位置が変わってしまい咬み合わせが悪くなってきたりと二次災害が

おこってくる場合があります。

第一大臼歯の場合には、ブリッジ、入れ歯、インプラントが適用となります。

無くなった歯のまわりの健全な歯を削って、力を負担させることを避けたい場合はインプラント治療

が有効になります。

第二大臼歯を1本失った場合、入れ歯インプラントが使用されますが、治療介入の効果とリスク

を考えるとただちに治療を行わないこともあります。

食べることができ、必ず定期的に受診していただければ経過観察をしていく場合もあります。

一番良くないのはほっとくことです。

この段階は咬み合わせの崩壊の初段階です。

早めの受診で今後治療することによって生じるリスクを最小限に抑え、治療の効果を引き出すこと

が大切です。

歯でお悩み、相談等ありましたらご気軽にご連絡下さい。


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