2017年6月8日木曜日

続・移動疲れ

西尾市西幡豆町の磯貝歯科です。

前回の内容の続きです。

飽きてない方はご覧ください。


高速バスのおけさ1号新潟行きに乗り京都をあとにしました。

バスに乗り込むと想像していた車内と大きくかけ離れていました。

ちょっとしたラグジュアリー空間をイメージしていたのですが。。。

1列+通路+1列+通路+1列の計3列で大人が通るにはやや狭めの通路で実際席にたど

り着くまでは周りに気を使いながら体を斜めに傾けなければ進めない、そんな空間でし

た。

シートは足元が狭く、座席幅もあまりのびのび出来る余裕はありませんでした。

ただバス自体が空いていたのでリクライニングは何も気にすることなく倒すことができま

した。

格安チケットだったので一瞬はがっかりしましたがすぐに受け入れ座席に座り靴を脱いで

足を開放し「ホッ」と一息つきながら先ほど購入したお酒を「プシュッ」っと一人静かに

乾杯しました。

肉体的には思ったほど疲れていなっかたが気疲れがあったせいかお酒を1本飲み終える頃

に意識は薄れていった。

ふと目が覚めたので時間を確認してみると夜中の3時過ぎだった。

狭い座席で寝心地が良くないのと、そもそも乗り物で寝るのがあまり得意でないからであ

るのが目覚めの原因であるとは思うがもう少し寝ていたかった。

案の定そのあとは寝つけず。

バスに乗ったのが11時位・・・・その後ごそごそお酒飲んだり景色をみたり次の日の事

を考えたりで40、50分は起きてたとして3時間ちょっと位は寝れたから良しとした。

カーテンを少しよけて窓のそとを眺めるも景色らしい景色はあまりない。

京都から燕三条に行くのに高速の場合名神高速に乗り米原で北陸自動車道に乗り換えてい

くだろう。

となると時間的に今は北陸自動車道を走っている最中かなっと考えをよぎらせながら殺風

景な景色をみるのを早々に切り上げた。

少し気持ちを切り替えるために数時間前コンビニで買ったペットボトルの水をぐびぐび。

一息ついて、目が覚めてしまって寝付けないもう一つの大きな理由が思い浮かぶ。

ひょっとすると本当は座席の寝心地の悪さでも乗り物で寝るのが苦手でもなくこれが原因

で目が覚めたんではないかと・・・。

後輩の結婚式のスピーチ。

しかもただの乾杯。

ただ乾杯といっても知らない人たちの前で3分程は必要。

ずっと後回しにしてきたがとうとうここにきて本腰を入れる必要がでてきた。

主賓あいさつや友人あいさつに比べればどうとでもなりそうだし責任もその中では一番な

さそうだから思い付きで、その場のアドリブで。

と気楽に構えられればいいが案外そういう性格ではないみたいだった。

せっかく後輩が頼んでくれたのだからしっかりと内容を決めて後輩が恥をかかないように

と思ってしまう。

バスの照明を点け何かしら紙の切れ端をカバンから探し出しペンを持って準備を整える。

お酒が1本残っていたので一人前夜祭を兼ねて少し飲みながら後輩の事を考える。

6時過ぎには燕三条のバス停に到着することを加味しても3時間位時間はある。

これなら3分程の挨拶なら考えても時間は有り余ってしまうだろうと気持ちをのんびりさ

せてしまいそうなとこは悪い癖。

しかし早く終わればもう一度寝られるかもしれないと思いここはめずらしく思いついた事

をいっきに文章にしていく。

以前にも乾杯挨拶はしたことがあったので構成のイメージはできていたこともあり、大ま

かな内容はすぐにできた。

ここからはちょっと慎重にならないといけない。

後輩やお嫁さん、またその周りの人たちが聞いて不快でないか不適切な表現は無いか入念

にチェック。

細部をチェックしてまぁ問題無さそうといったところで1回通しで読んでみる。

3分を大幅に超えてしまったので文章の再編集。

言いたい事、伝えたい事を短く適切に表現するのは案外難しくなんやかんや完成して暗記

して準備万端といえるまで1時間位かかってしまった。

寝起きからいっきにトップスピードに乗れるタイプでないのでスロースタートをきったの

が時間かかってしまった大きな原因かなと自己分析を済ませ、お酒を飲んで一息。

ぼーっとわずかに明るくなりだした景色をみながら眠気を待つ。

っが、精神的に興奮しているのか落ち着かないのか眠気は一向に来ず、景色はハッキリと

鮮明にみえるくらい明るくなり気付けば新幹線の燕三条の駅右手にみながら、それをわず

かに通過したところで高速道路の脇に油断してたら見落としてしまいそうなバス停があり

そこで降ろされた。

正直ここで降ろされてどうすればいいのと言いたくなるような場所ではあるかなっと。

さっきバスの中から駅がみえたのを頼りにぼんやりとそちらの方向に向けてスーツケース

を引いていく。

燕三条の駅にシャトルバスが迎えに来てくれる予定になっているのでとにかく一旦目的地

に着こうと。

駅まで見た目ですぐ到着するかと思ったが建物が大きかったので近く感じていただけで

20分位は歩いた。

朝一でかつ十分な休息がとれていないこともあってかなりヨタヨタ歩いていたから余計に

時間がかかったかもしれない。

なんとか駅に到着。

シャトルの迎えは9時過ぎ現在6時30分位でまだまだ時間はたっぷり。

昨日からお風呂に入っていないのでこの余っている時間の間にどこかスパのようなところ

が無いかと思い出す。

後輩が前日から燕三条に到着して駅周辺で宿泊しているのを知っていたのでそこでお風呂

だけ入れないか確認してもらおうと朝早くから迷惑かと思いながらもラインのグループに

投稿。

しかし待てど待てど何の反応も無し。

まあ朝早いからしょうがないかという思いと誰か一人くらい気付かないかねという思いが

激しく激突。

ここで申し上げておくと投稿したグループで一番先輩は自分である。

結局自分で近場のホテルに直接電話で確認。

一軒だけお風呂だけでも大丈夫というというホテルがあったのでそちらにお世話になるこ

とに。

ホテルに着いてちょっとした手続きをしているうちにこの付近に宿泊している後輩から連

絡が入りたまたま奇跡的にみんなが宿泊しているホテルがそこだったので一旦お邪魔させ

てもらうことに。

後輩たちは大部屋をとってみんなで泊まっていたのでそこでいきなりみんなと合流。

なんかホッとする瞬間。

後輩はお風呂に入りたかったかどうか分からないが先輩の自分に付き合ってくれた。

お風呂でこれまでのいきさつを話し、後輩たちの昨日のようすを聞かせてもらった。

そんな優しい後輩たちに心から感謝した。

お風呂の後はホテルの朝食をいただき、その後わずかにできた時間で少しゆっくりでき

た。

さあこれからシャトルバスで式場に移動だ。

乾杯挨拶の緊張が少し出てきたのと同時にホテルを後にした。




思ったより長文になってきてしまいました(笑)
もしよかったらまた続きも読んでください。


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